iOS/Android対応、SDやUSBメモリが読めるモバイルWiFiサーバ&ルータ MeoBank SDが発売されます。




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加賀ハイテックが、SDカードやUSBメモリ内のコンテンツにWiFi 経由で
アクセスできるポータブルワイヤレスストレージ製品TAXAN Me'oBankSD

発表しました。手のひらサイズのコンパクトな筐体にSDXC対応SDスロットと
USBポート(Aタイプ)を備え、単体でバッテリー駆動する802.11b/g/n WiFi
アクセスポイント兼メディアサーバとして機能します。


MeoBankSDはウェブサーバとして機能するため、接続したストレージ内の
ファイルにはPC や Android 端末などのブラウザからアクセスできます。

また iOSでは無償の専用アプリ MeoBank SD が提供され、写真をまとめて
転送することや、iOSのカメラロールから外部ストレージにコピーすることも可能。

iOSアプリの対応フォーマットは写真(JPG/BMP/PNG/GIF/TIF)、動画(MP4/MOV/M4V)、
音声(MP3/WAV/AAC)、文書(PDF/XLS/DOC/PPT/TXT/HTM)。

iOSデバイスなど外部ストレージ端子を持たないモバイル端末でもSD/USBメモリ内の
ファイルに無線アクセスできることをうたう製品はいくつかありますが、MeoBankSD は
本体に有線LANポート(WANポート)まで備えている点も特徴です。
「インターネット使えます(ただし有線のみ)」の施設などでLANポートに接続すれば、
無線LANルータとして同時に5台までの端末をネットワークに接続できます。


また本体が有線LANまたはWiFiリピーター機能でインターネットに接続している場合、
スマートフォンなどのデバイスからはMeoBankSDのネットワークに接続するだけで、
ストレージとインターネットの両方にアクセスできます。
無線で外部メディアにアクセスできる系の製品にありがちな、ストレージを覗くときは
インターネットから切り離されてしまい、いちいち無線LAN接続先を切り替える
面倒を減らせます。

インターネットに接続してない場合でも、最大5台までのワイヤレスルータとしては
機能するため、ぶら下がった端末間は同一LANネットワーク内で通信できます。
モバイル端末でありがちな、両方とも手元にあるのにファイル転送にはメールや
インターネット経由で「上げて落とす」ことなく、直接LAN内で接続や転送が可能です
(アプリやOSの機能に依存)。

内蔵バッテリーの駆動時間は連続再生(無線転送)で約3時間。充電はミニUSB端子
(Bタイプ)を使います。またミニUSBでPCに接続すれば、普通のSDカードリーダーとしても
使用可能。本体の重量は約56g。

MeoBankSD の発売は11月26日。参考店頭販売価格は税込み5980円前後
WiFi経由なのでプラットフォームを選ばない点、縦横が約6cm x 5cmで厚さ
約2.5cm程度とコンパクトで軽い点、有線LAN端子まで備える点といい、
「こんなこともあろうかと」とかばんに忍ばせておきたくなる製品です。
http://japanese.engadget.com/2012/11/20/sd-usb-wifi-meobank-sd-ios-android/

Amazon予約が開始されているみたいです。
価格は普通のメモリーカードリーダーと比べると少々高いですが、
Wi-Fi経由での通信に対応しながら有線LAN端子もついている便利さも評価できます。
バッテリーが連続の無線通信で3時間と少々短いかもしれませんが
持っていると便利そうですね。

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TAXAN MeoBankSD ワイヤレスSDカードリーダー&WiFiルーター MBSD-SUR01/W
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