動作速度やエクステンションによるカスタマイズなどに優れたPC向けWebブラウザ
「Google Chrome Ver19.0.1084.9 Dev」がリリースされました。


Chrome の特長

ウェブブラウザは、パソコン上で最も重要なソフトウェアといえます。検索、チャット、メール、買い物、ネットバンキング、ニュース、動画の閲覧などのオンライン作業では、ほとんどの場合にブラウザが使われます。


スピード

Chrome は、あらゆる面で高速に動作するように設計されています。デスクトップからの起動、ウェブページの読み込み、複雑なウェブ アプリケーションの実行などの操作を快適に行えます。


シンプル

Chrome のブラウザ ウィンドウは合理的かつシンプルにデザインされており、機能の設計においても効率と使いやすさが重視されています。検索キーワードとウェブ アドレスを同じボックスから入力でき、タブの配置もすばやく簡単に変更できます。


セキュリティ

Chrome は、ウェブをより安全に閲覧できるように設計されています。不正なソフトウェアやフィッシングからの保護、ブラウザに常に最新のセキュリティ修正プログラムを適用するための自動更新など、セキュリティ強化のためのさまざまな機能が組み込まれています。


Chrome にログイン

Chrome にログインすると、ブックマークや履歴などの設定をお使いのすべての端末で使用できるようになります。ツール メニューから [Chrome にログイン] を選択してください。


その他の機能

Chrome には、ページ全体の自動翻訳など数多くの便利な機能が組み込まれています。Chrome ウェブストアでは、豊富なアプリケーションや拡張機能、テーマを入手できます。 


公式サイト
Google:公式サイト
安定バージョン
Google:安定バージョンはこちら
ベータ版バージョン
Google:ベータ版はこちら
開発者・テスター向けの「Devチャンネル」 版は
The Chromium Projects:ダウンロードはコチラ


かなり起動、ブラウジングがいい感じのChromeですが、個人情報を送信していることについて、疑問に思ったので調べてみました。

googleに送信されないもの
クリックしたリンク、アドレスバーへの入力
他のウェブブラウザ同様、ウェブ履歴はローカルに保存されます。ChromeがこれをGoogleに定期的に送信することはありません。


パスワード

パスワードは、ローカルに保存するときに暗号化されます。同期のためにGoogleのサーバへ送信する場合、パスワード(ブックマークなどのデータも)は、送信中に暗号化されます。また、パスワードはGoogleのサーバに格納される前に暗号化されるので、Googleがこれを見ることは不可能です。暗号化のレベルは、個人設定の項目で設定できます。



Googleに渡るもの

Google Chromeのプライバシー方針では、どのようなデータをブラウザからGoogleに送るのか? をリスト化しています。主なものは、次のとおり。

ブックマークほか、同期データ

Googleは、自社のプライバシーポリシーに基づき、GmailやGoogle Docs同様、ブラウザとサーバとの間で同期したいデータを保持しています。


予測サービスを使った検索

Googleの予測サービスを使う場合、関連する結果をGoogleがユーザへ返せるよう、Chromeはアドレスバーに入力されたテキストをGoogleに送信します。この機能を使いたくない場合は、「オプション」>「高度な設定」タブをクリックし、「プライバシー」セクションの「検索キーワードの候補を表示して入力をオートコンプリートする(Use a prediction service)」のチェックを外しましょう。


ナビゲーションエラーとなったウェブサイト

GoogleのウェブスパムチームのヘッドであるMatt Cutts氏によると、ウェブサイトに「404/Sorry, this page doesn't exist(このページは存在しません)」というページがあると、Chromeが「おそらくこのページだろう」と示す仕組みになっているそうです。この機能を無効化したい場合は、「オプション」>「高度な設定」タブをクリックし、「プライバシー」セクションの「ウェブサービスを使用してナビゲーションエラーの解決を支援する(Use a web service to help resolve navigation errors)」のチェックを外せばOKです。


障害レポート、使用統計データ(有効化している場合)

障害レポートには障害時のシステム情報のほか、障害発生時の事象によっては、ウェブページのURLや個人情報が含まれることもあります。一方、使用統計データは、ボタンのクリック数、メモリの使用状況などの集計情報が含まれますが、ウェブページのURLや個人情報は含まれません。これらの設定は、「オプション」>「高度な設定」タブをクリックし、「プライバシー」セクションの「使用統計データや障害レポートをGoogleに自動送信してGoogle Chromeの機能向上に役立てる」のチェックを外すと、無効化されます。


Google Instantが有効化されているときの検索、およびURLの読み込み

設定画面もしくは「about:flags」セクションから、Google Instantを有効にしている場合、Chromeのアドレスバーに入力するすべての文字はGoogleに送信され、分析されて戻ってきていると考えたほうがよいでしょう。ちなみに、Google Instantの検索はデフォルトでは無効となっています。

『UnChrome』を使えば、情報送信が無効化され匿名化してChromeをインストールできます。

『UnChrome』 をダウンロード:http://www.abelssoft.net/unchrome.php


■「Googleに自分の情報をどうしても吸い上げられたくない」
プライバシーコンシャスな人は、ウェブブラウザ『Iron Browser』を使うのも選択肢のひとつです。ChromeやChromiumと同じソースコードで構築されていますが、Googleにいかなる情報も送信できない仕組みになっています。また、それほど頻繁に更新されないので、検索入力や使用統計データ、その他のデータは、システム内に保存されます。

SRWare Iron - The Browser of the Futureは以下より


GIGAZINEさんで『Iron Browser』の一つが紹介されています。
詳しい情報やインストール方法まで載っているので参考までに、

GoogleChromeから余計な機能を取り払いさらに軽量・高速化したブラウザ「Iron」http://gigazine.net/news/20120116-iron/ 

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