1977年に打ち上げた
探査機ボイジャー1号が太陽系の端に到達したとのニュース。
米NASAは22日(現地時間)、1977年に打ち上げた
探査機ボイジャー1号が太陽系の端に到達した
と発表した。
人類が創りだした人工物として初めて、太陽系外に出ることになる。



ボイジャーは木星、土星、天王星など複数の惑星を次々に探査する探査機。
惑星の重力を推進力として利用するスイングバイ航法
最大限に利用しており、この航法に適した惑星の配列となる
1977年にボイジャー1号、ボイジャー2号が相次いで打ち上げられた。

観測ミッションは大成功し、79年から90年にかけて、
2機の探査機は木製、土星、天王星、冥王星に次々に接近。
貴重な写真を数多く撮影し、地球以外の天体での火山活動を初めて観測するなど、
多大な功績をあげた。
また、宇宙人へのメッセージとして地球のさまざまなデータを収録した
レコードが搭載されていることでも有名。

2機のボイジャーは太陽電池ではなく原子力電池を搭載しているため、
太陽から遠く離れた現在も稼働している

さまざまなデータや計算からまもなく太陽系の端に到着することがわかっていた。
22日の発表は、ボイジャー1号から送られてくるデータに
太陽系外からの宇宙線の急増が認められる
ことから、
太陽系の端に到達したことが直接的に確認されたため。



今後、太陽風の高温粒子の急減が観測されれば、
人工物として初めて太陽系の外に達したことになる。
地球からの距離は180億キロ。
http://www.rbbtoday.com/article/2012/06/24/90848.html 
 
Wiki:ボイジャー計画 

1977年に打ち上げられた
ボイジャー1・2号が今も宇宙空間を現在進行形で進んでいます。
原子力電池が搭載されているとのことで、現在も稼働中とのこと。
なんか信じられない報告ですが、打ち上げ当時の技術力にも驚きです。



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